フィリピンのように世界の75%が車は右側通行
日本は車が左側通行ですが、フィリピンは反対で車は右側通行です。
世界の約75%が車は右側通行、残りの25%が車は左側通行となっており、日本が数少ない左側通行の国の1つとなっています。
ヨーロッパ、北米、南米、アフリカは車が右側通行が多いようですが、アジアや東南アジアでは以下のとおり半々のようです。
左側通行の国
ア ジ ア:日本、香港、マカオ
東南アジア:インドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイ、マレーシア、東ティモール
右側通行の国
ア ジ ア:中国、台湾、韓国、北朝鮮、モンゴル
東南アジア:フィリピン、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオス
さらにほかの地域についても詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
車両に関しては、日本では左右どちらのハンドルの車であっても通行ができますが、フィリピンでは右ハンドルの車の通行が禁止されています。
日本の中古車はフィリピンでも人気があり、乗用車、トラック、軽自動車などたくさん見かけますが、これらは全て左ハンドルに変更して走っています。
なお、ハンドルを変えた車両は故障もしやすく、購入の際にはよく考えた方がいいようです。中古の日本車でも左ハンドル仕様の車を探した方がいいとアドバイスされました。
そして走っている車はほとんどがフルスモークで、運転席、助手席、フロントガラスにもスモークフィルムを貼っており、外からは車内が全く見えません。
日差しが強く、暑くて運転しにくいためかと思われますが、他の理由では、特に外国人が運転しているのが警察官などにわかってしまうと、停止させられてイチャモンつけられるので、運転席が見えないようにするためだとも聞いたことがあります。
しかし、フルスモークでは雨の夜は特に運転しにくく気をつけないといけないようです。ちなみにタクシーなどの車両はスモークフィルムについて規制があるとのこと。
夕方の薄暗い時間に右側を歩いていたら。。。
私は車を持っていないので、フィリピンでは運転もしていませんが、健康にもいいので歩くのは好きです。
マニラは渋滞がひどく、電車があって、地下道や歩道のあるところも多く、中心街などでは歩いている人が結構いました。しかし、私の住んでいるセブは歩道がなかったり、あっても狭かったりするのでローカルの人でも歩いている人は少ないです。
ほんのわずかな距離でもセブのフィリピン人はジープやトライスクルに乗っていますが、私は結構歩いているほうだと思いますが、ある事件の後からは歩く際にも特に気をつけていることがあります。
かなり前の話ですが、私には歩いていてトライシクルにはねられたことがありました。トライシクルというのは以下の写真のようなバイクに側車がついている乗り物で、通常はお客さんを乗せており、セブではジープが走っていないルートでよく見かけます。

夕方の薄暗い時間でした。片側1車線の狭い道で歩道もなく、私は端の方を歩いていましたが、暗い色の服を着ていて目立たず、また、トライシクルのドライバーも無燈火で私に気がつかなかったようです。
側車が私の背中からぶつかったのですが、はねられた時は体をひどく打って一瞬気を失ってしまいました。気が付いた時にはフィリピン人に囲まれていたのを覚えています。
私は友人のフィリピン人と一緒に歩いていたところだったので、友人がドライバーを捕まえており、一緒に病院に行こうと病院に向かいました。
ところがドライバーは途中で治療のための金を取ってくるから待っててくれと言われ、そのまま逃げられてしまいました。私も怪我をしていて体中が結構痛かったのであまり深く考えることができなかったのです。
既に通常の診察時間は過ぎてしまっていたので、その日は我慢して家に帰り、翌日病院に行って検査を受け、治療してもらいましたが、結局、その後はドライバーを見つけることができず。病院の治療代などは全部自分で払いました。検査等もあったので結構かかったと記憶しています。
この件に関しては次回があっても困るのですが、もしそのようなことがおこった場合には、写真を撮ったり、車両のナンバープレートを控えたり、警察を呼んだりするつもりです。
このようなことがあったので、それ以降は、歩道が狭くて段差がないような場合には、道路の左側を歩き、自分のすぐ脇を通る車両が正面から見えるよう意識しているところです。また、荷物がある時には車道と反対側に持つようにしています。
みなさんもフィリピンなどの海外で道路を歩く際には十分気をつけてください。
コメント
さすが人生経験豊富ですね。勉強になります。
shem様
他にも同じような目に会っている人もいるので気をつけた方がいいです。
また気付いたことがあったらシェアさせていただきます。