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フィリピンのコロナ騒動の終息はまだ先になりそうです

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陽性告知遅れってどういうこと?

 フィリピンのコロナに関するニュースで個人的になかなか衝撃的なニュースが流れました。

 フィリピンの赤十字社が、新型コロナウイルス感染を確認するためのPCR検査の結果を、本人に告知することに時間がかかっていることが家庭や他の人への感染の拡大につながっているとして、検査を管轄する保健省を批判したとのことです。

 7月30日以降、赤十字での検査で感染が確認された(陽性だった)15,700人以上うち、現在までに結果が陽性だと知っているのが3分の2で、残りの5,000人以上の人はいまだに陽性だと知らないとのこと。。。

 赤十字での検査結果が何日後に出るのかわかりませんが、検査結果の告知は政府の保健省の仕事となっており、検査結果を集計することを優先したために、本人への告知が後回しになっているのが理由だそうです。

 フィリピン人は算数が全然できなくて、そちらの方面では世界でもトップクラス(最下位に近いという意味です)と私も認識していますが、こんな言い訳が通用すると思っていることが凄いです。集計は単純な足し算なのでそんなに時間はかからないと思いますが。

 ちなみに8月25日現在のフィリピン全土の感染者は61,730人なので、単純に20,000人の人が今でも自分が感染していることを知らないかもしれません。しかし、検査した人も結果が気にならないのでしょうか?フィリピン人的には、検査後に連絡がないので陰性だったと思っているでしょう。

 なお、赤十字は現在、保健省の承認を得て本人に速やかに結果を告知しているとのことでしたが、他の検査機関も早くそのようにしないと、いつまでたっても拡大は抑制されないかもしれません。

9月までに感染の拡大が抑制される?

 上のニュースと同じ日のこのようなニュースもありました。

 フィリピン大のシンクタンク「OCTAリサーチ」は、マニラ首都圏で8月4日から8月18日までに実施していた隔離措置(MECQ)は効果(この時期は8月3日までの措置(GCQ)よりも1段階厳しい隔離措置になっていた)があり、そのために国内の新型コロナウイルス感染の拡大傾向が大幅に抑制されている。このまま推移すれば、8月末から9月にかけて感染者数の伸び率がゼロになり、感染が徐々に収束に向かう可能性もあると予測していると8月24日に発表したとのことでした。

フィリピンのロックダウンのレベルは、警戒度の高い順に以下の4段階
 1. ECQ=強化されたコミュニティ措置
 2. MECQ=修正を加えた強化されたコミュニティ措置
 3. GCQ=一般的なコミュニティ措置
 4. MGCQ=修正を加えた一般的なコミュニティ措置

 ちなみに8月19日から、マニラ首都圏は1段階緩和されてGCQとなっており、シンクタンクの報告の前提である、このまま推移すればというのは難しくなっていると思われ、また、更に陽性告知漏れの人が、GCQに緩和されたことで外出していると再び感染者が増えてくるかもしれません。

 願わくば、フィリピン人が、9月までに感染の拡大が抑制されるという文言を鵜呑みにして油断しなければいいと思っています。保健省は、今の時点で感染が抑制されるかどうか確かなことはまだ何も分かっていないとして、楽観的な予測に釘を刺しているとのことですが。

 上記を踏まえると、フィリピンのコロナ騒ぎが終息するには、まだまだ時間がかかりそうです。

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